次の DEMO をチェックする

メンフィス博物館

naoya.sakaguchi0528@gmail.com

今回は私が個人旅行で訪れたメンフィス博物館について、行き方や見どころなどを詳しくご紹介したいと思います。これからエジプトを訪れる方々にとって、メンフィス博物館は外せない観光地のひとつです。


メンフィス博物館:古代エジプトの魅力を感じる場所

メンフィス博物館の所在地と行き方

メンフィス博物館は、エジプトの首都カイロから南に約24kmの距離、ギザから車で約1時間ほどの場所にあります。ギザやカイロからタクシーやツアーバスを利用して簡単にアクセスでき、個人での移動でも便利です。私達はギザのAirbnbのホテルで車を事前に手配していたので、車でメンフィス博物館へ行きました。

メンフィス博物館の料金

メンフィス博物館の入場料金はエジプト人と外国人で異なりますが、外国人の入場料はおおよそ100エジプトポンド(約700円)程度です。

メンフィス博物館の見どころとおすすめポイント

  1. ラムセス2世の巨大石像 メンフィス博物館の最も有名な展示物は、なんと言ってもラムセス2世の巨大石像です。この像は長い間メンフィスの遺跡で埋もれていたもので、発掘されて博物館に展示されています。その壮大さは圧巻で、訪れる人々を驚かせます。
  2. 古代エジプトの王や神々の彫像 博物館内には、ラムセス2世以外にも多くの王や神々の彫像が展示されています。これらの彫像は古代エジプトの宗教や文化を理解するのに非常に重要な資料です。
  3. 壁画や石碑 メンフィス博物館では、古代エジプトの壁画や石碑も見ることができます。これらの遺物は当時の生活や宗教儀式を知るための貴重な資料となっています。
  4. 広大な遺跡エリア 博物館周辺には、メンフィスの遺跡が広がっています。遺跡内を歩きながら、古代エジプトの歴史に思いを馳せることができ、自然とその時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

ラムセス2世の人物について

ラムセス2世は、紀元前13世紀にエジプトのファラオとして長期間治め、エジプト史上最も偉大な王の一人とされています。彼の治世は66年にも及び、その間に数々の戦争と建設事業を行いました。特に有名なのはカデシュの戦いで、ヒッタイト帝国との戦いを描いた壁画や記録が今でも残っています。また、彼は多くの神殿や建造物を建設し、その遺産はエジプト全土に広がっています。

ラムセス2世の巨像が発掘された歴史

ラムセス2世の巨像は、長らく地面に埋もれていましたが、19世紀に発掘作業が行われ、再び姿を現しました。この像は、元々メンフィスの神殿前に立っていたものと考えられており、その存在はラムセス2世の強大な力を象徴しています。発掘当初、その大きさと精緻な彫刻に驚く人々の姿が伝えられています。

ラムセス2世の巨像の肩に刻まれた印について

ラムセス2世の巨像には、肩の部分に特別な印が刻まれています。この印は、ラムセス2世が自らの権威を強調するために使ったものと考えられています。肩の印は、彼の名前を示す「カルトゥーシュ(王名円)」の形で刻まれており、王としての存在感を象徴しています。

また、この印はラムセス2世が神々から授かった権力を表すために使われ、彼の神格化を意味しているとも言われています。古代エジプトでは、ファラオは神の化身として崇拝され、その名や印を刻むことで自身の神性を強調していました。肩の印もその一環であり、ファラオとしての威厳を誇示する重要な役割を果たしていました。

ラムセス2世の巨像の肩に刻まれたこの印は、エジプト王朝の文化と信仰の深さを物語っており、古代エジプトの芸術と政治の結びつきを理解する手がかりとなる貴重な要素です。


まとめ

メンフィス博物館は、エジプト旅行において歴史を深く感じることができるスポットです。ラムセス2世の巨大石像をはじめ、数々の遺物や彫像に触れることで、古代エジプトの壮大さを実感できます。ギザやカイロからアクセスもしやすく、歴史好きな方にとっては必見の観光地です。エジプト旅行を計画しているなら、ぜひメンフィス博物館も訪れてみてください!

ABOUT ME
ぐっち
ぐっち
駆け出しブロガー
私は大阪出身の39歳で、現在は海外赴任で中国(蘇州)に家族(妻/子供/猫)で住んでいます。
私の趣味は、旅行やランニング、グルメ等なのでこのブログではそのような情報などを皆様にお届けできればと考えています。
もし記事についての質問などがあれば、いつでも遠慮なくご連絡ください!
記事URLをコピーしました