【シンガポール旅行記】アラブストリート – 異国情緒と手作り体験の魅力

シンガポール旅行で訪れた「アラブストリート」について、家族での体験を交えてご紹介します。これからシンガポール旅行を計画している方にとって、観光のヒントになるようにまとめました。

「アラブストリート」の基本情報
アラブストリートは、シンガポール中心部にある多文化エリアのひとつで、特にイスラム文化を色濃く感じられる街として有名です。最寄り駅はMRT「Bugis(ブギス)」駅。そこから徒歩5〜10分ほどでアクセスできます。駅を出るとすぐに雰囲気が変わり、色鮮やかな建物やモスクのドームが視界に入ってきます。
このエリアの象徴的存在が「サルタン・モスク」。黄金色のドームが印象的で、周辺のストリートと相まって、異国情緒あふれる雰囲気を作り出しています。モスクの周辺に広がるアラブストリートやハジレーンは、観光客だけでなく地元の若者にも人気のスポットです。
「アラブストリート」のおすすめポイント
- サルタン・モスクの美しい姿
アラブストリートに来たら、まず目を引くのはサルタン・モスク。外観だけでも写真映えしますし、時間が合えば中を見学することも可能です。宗教的な場所なので服装には注意が必要ですが(入口で羽織れる布の貸し出しあり)、イスラム建築の荘厳な雰囲気は必見です。 - カラフルなショップハウスとストリートアート
通りを歩くだけで心が弾むのが、カラフルにペイントされたショップハウスや壁一面のアート。写真をついつい撮りたくなるようなフォトスポットがたくさんあります。 - 個性的なカフェやレストラン
中東料理やトルコ料理、カフェが立ち並んでいるので、ランチや休憩にもぴったり。私たちは散策の合間にカフェに入り、シンガポールの暑さからひと休みしました。おしゃれな空間が多く、親も子も楽しめます。 - ショッピングも楽しい
絨毯や布製品、香水、アクセサリーなど、アラブや中東文化を感じる雑貨が揃っています。日本ではなかなか出会えないデザインのものも多いので、お土産探しにもおすすめです。



「アラブストリート」での主な過ごし方
小学生くらいの子供と一緒に訪れるなら、「見る・体験する・食べる」をバランスよく楽しむのがおすすめです。
- 見る:まずはサルタン・モスクやストリートアートを親子で散策。子供が興味を持ちやすいカラフルな建物やユニークな絵がたくさんあるので、歩くだけでも楽しめます。
- 体験する:後述するサンダル作り体験のように、実際に手を動かせるアクティビティは子供にとって貴重な思い出になります。親子で一緒に作れるので、旅行の記念品にも最適です。
- 食べる:スパイスの効いた料理が多いですが、ピタパンやケバブ、甘いデザートもあるので子供でも楽しめます。私たちは軽くエビが入った麺を食べましたが、これも美味しかったです。
全体的に通りはコンパクトなので、子供連れでも無理なく散策できるのが魅力です。日陰になる場所も多いですが、暑さ対策として水分補給や帽子は必須です。

「手作りサンダル」のお店体験
今回、特に印象に残ったのが「手作りサンダル」を作れるお店に行ったことです。アラブストリートには職人が営む小さな工房兼ショップがあり、そこで自分だけのサンダルを作ることができます。
お店に入ると、壁一面に色とりどりの革やパーツが並んでいて、まるで宝箱をひっくり返したよう。スタッフの方が優しく説明してくれ、好きな革の色やデザインを選び、職人さんが目の前で仕上げてくれます。シンプルなものなら即日で持ち帰れるのも嬉しいポイントです。
小学生の娘も、自分で色を選んで「この組み合わせがいい!」と楽しそうに参加していました。完成したサンダルは旅行中にも履けますし、帰国後も「これ、シンガポールで作ったんだよ」と家族の会話のきっかけになっています。親にとっても、既製品を買うだけでは得られない特別な思い出になりました。

まとめ
アラブストリートは、シンガポールの中でも異国情緒が強く、文化・グルメ・ショッピングを一度に楽しめるエリアです。サルタン・モスクの壮大さに感動し、ストリートを歩いて写真を撮り、雑貨や体験で思い出を作り、カフェで一息つく。小学生の子供連れでも安心して楽しめるコンパクトさも魅力です。
特に「手作りサンダル」の体験は、旅の思い出を形に残せるおすすめアクティビティ。観光だけでなく、自分で作ったものを持ち帰る楽しさは格別でした。
これからシンガポール旅行を計画している方は、ぜひアラブストリートを訪れてみてください。家族旅行でも、きっと心に残る特別な時間が過ごせるはずです。
