【スリランカ旅行記】シギリヤロックで見た「ヘビ使いの芸」

こんにちは!今回は、家族3人で訪れたスリランカ旅行の中でも特に印象深かった「シギリヤロック」での体験についてご紹介します。シギリヤロックといえば、スリランカ観光のハイライトとも言える世界遺産ですが、実は私たちはその下山後、思いがけない出会いをしました。なんとそこには「ヘビ使い」がいたのです!
この記事では、シギリヤロックの基本情報と登頂体験、そしてヘビ使いとの驚きの交流について詳しくお伝えします。これからスリランカ旅行を計画している方、特に家族での旅行を検討中の方に参考になれば嬉しいです。

世界遺産・シギリヤロックとは?その魅力とアクセス
シギリヤロック(Sigiriya Rock)は、スリランカ中部のマータレー県に位置する巨大な岩山で、高さは約200メートル。かつてこの岩山の頂上には、5世紀にカッサパ王によって築かれた王宮が存在していたとされ、今では「空中宮殿」とも呼ばれています。
岩全体が一つの要塞・宮殿跡になっていて、その美しい壁画「シギリヤ・レディ」や、巨大なライオンの爪を模した「ライオンテラス」など、見どころがたくさん。頂上からは360度の大パノラマが広がり、緑豊かなジャングルの景色を見下ろすことができます。
シギリヤへの行き方
私たちはポロンナルワから事前に宿で手配してもらった車で、ダンブッラ経由でシギリヤへ移動しましたが、アクセス方法としては以下のような手段もあります:
- コロンボから鉄道でダンブッラ方面へ移動し、そこからバスまたはトゥクトゥクでアクセス
- 現地ツアーを利用する(英語ガイド付きで便利)
- カンダラマやハバラナ周辺に宿泊し、日帰りでシギリヤへ
シギリヤロックのふもとにはチケット売り場があり、外国人観光客は入場料(30〜35USD程度)が必要です。早朝に行くのがおすすめで、暑さを避けながらゆっくり見て回ることができます。
登頂成功!そして思いがけない出会いが待っていた
私たちは朝6時ごろに登り始め、約1時間ほどかけて頂上まで登りました。階段は多いですが、ところどころに休憩ポイントや見どころがあるので、娘(8歳)もがんばって登りきることができました。頂上での風景はまさに絶景で、「これぞスリランカの絶景!」といった景色を見ることができます。
そして、登り終えて下山したちょうどその時、ふもとの木陰で何やら人だかりが。近づいてみると、そこには大きなカゴと、チャルメラのような笛を吹くおじさんが。そう、「ヘビ使い」です!

目の前で繰り広げられるヘビ使いの芸!
目の前のカゴからスルスルと現れたのは、本物のコブラ。笛の音に合わせてゆらゆらと頭を揺らす姿に、思わず私たちも息をのみました。まるで映画のワンシーンのような光景が、まさかスリランカの遺跡のふもとで見られるとは思ってもみませんでした。
ヘビ使いのおじさんはとてもフレンドリーで、子どもにも怖がらないようにやさしく説明してくれました。途中からはヘビを手に持ち、見せてくれたりしました。
ヘビは何種類かいて、毒のない種類や、巻きつくタイプの大型のものも。私達は最初は怖がっていましたが、徐々に慣れていき、最後には「すごい!かっこいい!」と興奮気味でした。
ヘビを首に巻いて記念撮影!一生ものの思い出に
そして芸の最後、なんと私たちにも「ヘビを首に巻いてみる?」と声がかかりました。正直ちょっと怖かったですが、せっかくの機会だと思い、家族全員でチャレンジ!
首に巻かれたのは、太さ5〜6cmはある大型のヘビ。ひんやりとした感触と、ゆっくりと体を動かす感覚にドキドキしました。そしてパシャリ!大自然を背景に、家族3人がヘビを巻いた記念写真は、旅行中でもっともユニークでインパクトのある一枚になりました。今でもその写真を見るたびに、「本当にシギリヤに行ってよかったな」と思い出が蘇ります。



ヘビ使いへのチップは?
このヘビ使いの芸は無料ではありませんが、強制的に請求されるわけではなく、芸を見せてもらった後に自分の気持ちでチップを渡すスタイルでした。私たちは500スリランカルピー(約250円)を渡しましたが、写真撮影までしてもらったので、もう少し多めでもよかったかもしれません。
まとめ:シギリヤロック観光は「登る」だけじゃない!
シギリヤロックはその壮大な景色と歴史に圧倒される場所ですが、実は登山後のふもとでも素敵な体験が待っているかもしれません。私たちのように、ヘビ使いとの出会いが旅をよりユニークで忘れがたいものにしてくれることも。
これからスリランカ旅行を検討している方は、ぜひシギリヤロックを訪れてみてください。そして、もし下山後にヘビ使いのおじさんを見かけたら、ぜひ立ち止まってその芸を楽しんでみてください。ほんの少しの勇気が、一生の思い出に変わるはずです。