【スリランカ旅行記】コロンボからポロンナルワへ鉄道旅

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こんにちは!今回は、私たち家族3人で体験したスリランカ旅行の中でも、特に印象深かった「コロンボからポロンナルワまでの鉄道移動」についてご紹介します。スリランカならではのゆったりした鉄道旅は、日本では味わえない貴重な体験の連続でした。

これからスリランカ旅行を計画している方や、列車での移動を検討している方に向けて、実体験をもとに「鉄道移動の基本情報」「実際の旅の様子」「メリット・デメリット」などを詳しくお届けします!


コロンボからポロンナルワまでの鉄道基本情報

スリランカの鉄道網は意外と広く、主要都市間をリーズナブルに移動できる手段として人気です。私たちが乗車したのは、**コロンボ・フォート駅(Colombo Fort Station)**から出発する長距離列車。コロンボ・フォート駅は市内中心部にあり、観光地やホテルからもアクセスしやすい場所にあります。

目的地のポロンナルワ(Polonnaruwa)までは、通常であれば約6時間程度の所要時間です。列車のクラスは複数ありますが、私たちの列車は2等車(エアコンなし)からしかない列車だったので2等車を選択しました。料金は一人あたり500~800ルピー(約250~400円)程度ととてもリーズナブル!家族3人で数百円で長距離を移動できるのは驚きでした。


実際の列車移動の様子:予期せぬハプニングと長旅の末に…

私たちは朝コロンボを出発し、順調にポロンナルワへ向かう予定でした。ところが途中で列車が停車したまま動かないというトラブルが発生。おそらく機械の故障か何かだったと思うのですが、正確な理由は分からず、現地の乗客も不安げにしていました。

そして、そのまま数時間が経過したと思います…。エアコンがなく扇風機しかない社内で、窓から入る熱気と湿気で車内はかなり蒸し暑い状態でした。水分補給は必須です。

ようやく列車が再び動き出したときには、もう午後を過ぎており、ポロンナルワに到着したのは夕方でした。結局、コロンボを出てから約10時間以上かかった長旅に。家族3人かなり疲れましたが、今思い返せばこれも旅の醍醐味。スリランカの人々の忍耐強さや、列車旅ならではの出来事に遭遇したことも、心に残る思い出になりました。


スリランカ鉄道移動のメリット

1. 料金がとにかく安い!

スリランカの鉄道運賃は驚くほど安く、長距離移動でも数百円。節約旅にもぴったりです。飛行機や専用車に比べて、家族旅行の交通費を大幅に抑えることができました。

2. 窓からの景色が素晴らしい

車窓からは、都会の景色から徐々に田園風景へと移り変わる様子を堪能できます。椰子の木が揺れる緑豊かな風景、地元の人々の暮らし、放牧された牛など、日本では見られないスリランカの風景が次々に広がります。大人も子どもも飽きずに外を眺めていました。

3. 列車に乗ること自体が旅の思い出に

スリランカの鉄道は、どこかレトロで独特の雰囲気があります。駅や車両も昔ながらの雰囲気で、列車に乗っているだけで「スリランカらしさ」を感じられるのが魅力です。


鉄道移動のデメリットと注意点

1. 時間が正確ではない

私たちのように、列車の遅延や停車トラブルは珍しくありません。スケジュールに余裕を持たせて移動することが大切です。もし短時間での移動や確実な到着が必要な場合は、バスや専用車、国内線の利用も検討しましょう。

2. 車内の快適さは期待しすぎない方が良い

エアコンのない車両では暑さや混雑もあります。長距離移動には水や軽食、ウェットティッシュなどを準備しておくと安心です。

3. 事前の情報収集とチケット確保が大事

スリランカの鉄道の乗り方についてはネットなどでも情報が出ているので、そちらを事前に見ておくなどの準備が必要です。私たちは事前にネットで調べて、駅でチケット購入をしました。


まとめ:不便さも含めて、鉄道旅はスリランカを感じられる移動手段

10時間以上の長旅は、確かに大変でした。でも、列車に揺られながら見た風景、現地の人との交流、旅の予期せぬ出来事…どれも日本では味わえない貴重な体験です。

これからスリランカ旅行を考えている方へ、鉄道移動は「効率」よりも「体験」を重視したい方にぴったりの手段です。少しの不便さも含めて、旅そのものを楽しむ心があれば、鉄道旅は一生忘れられない思い出になること間違いなしです。

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ぐっち
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駆け出しブロガー
私は1985年生まれの大阪出身で、現在は海外赴任で中国(蘇州)に家族(妻/子供/猫)で住んでいます。
私の趣味は、旅行やランニング、グルメ等なのでこのブログではそのような情報などを皆様にお届けできればと考えています。
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