カフラー王のピラミッド

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エジプト旅行を考えている方へ、今回はギザの三大ピラミッドのひとつであるカフラー王のピラミッドについて紹介します。私が実際に訪れた際の体験を交えながら、その歴史、構造、外観の特徴、そして見どころについて詳しくお伝えします。

カフラー王のピラミッドの歴史

カフラー王のピラミッドは、紀元前26世紀ごろの古王国時代第4王朝のファラオ、カフラー王(クフ王の息子)によって建造されました。このピラミッドは、ギザの三大ピラミッドの中で二番目に大きく、現在でも頂上部分にオリジナルの化粧石が一部残っていることで知られています。建設の目的は、カフラー王の墓として使用されるためであり、当時のエジプト人の信仰や死後の世界観を反映した壮大な建造物です。

カフラー王のピラミッドの構造

カフラー王のピラミッドは、基底部の一辺が約215メートル、高さは元々143.5メートルありましたが、現在では風化により約136メートルになっています。このピラミッドは、内部に下降通路、玄室、通気孔などが設けられており、玄室にはかつてカフラー王の石棺が置かれていました。

興味深いのは、ピラミッドの入口が他のピラミッドとは異なり、北側の比較的高い位置にある点です。また、内部は比較的シンプルな構造で、クフ王のピラミッドに比べて内部の通路は短めです。

カフラー王のピラミッドの外観の特徴

カフラー王のピラミッドの最大の特徴は、頂上付近にまだ化粧石(トゥーラ石灰岩)が残っていることです。これにより、当時のピラミッドがどのような美しい姿をしていたのかを想像することができます。また、クフ王のピラミッドよりやや小さいものの、より高い場所に建てられているため、遠くから見るとクフ王のピラミッドとほぼ同じ高さに見えるという視覚的トリックもあります。

ピラミッドのすぐ近くには、スフィンクスが配置されており、カフラー王との関連があると考えられています。スフィンクスはピラミッドとセットで訪れるべきスポットです。

カフラー王のピラミッドの見どころ

  1. 化粧石が残る頂上部分 – 他のピラミッドにはない、当時の姿を伝える貴重な部分です。
  2. 内部見学が可能 – 入場できる時期や条件によりますが、ピラミッドの内部に入れることがあります。
  3. スフィンクスとの関係 – スフィンクスとの位置関係を実際に見てみると、カフラー王の権威を示す配置になっていることが分かります。
  4. クフ王のピラミッドとの対比 – どちらのピラミッドが高く見えるか、現地で確かめるのも面白いポイントです。

まとめ

カフラー王のピラミッドは、ギザの三大ピラミッドの中でも特に外観の特徴が際立っており、歴史的にも重要な建造物です。訪問する際は、頂上に残る化粧石やスフィンクスとの位置関係を意識しながら観光すると、より深く楽しめるでしょう。エジプト旅行の際は、ぜひカフラー王のピラミッドを訪れてみてください!

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ぐっち
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