【トルコ旅行記】イスタンブールの「グランドバザール」

トルコ・イスタンブール観光のハイライトといえば、やはり「グランドバザール」。まるで迷路のように広がる大屋根の市場には、色鮮やかなランプやトルコ絨毯、陶器、アクセサリーなど魅力的なお店がぎっしり。私たち家族3人も訪れてみましたが、まさに異世界に迷い込んだような体験でした。本記事では、アクセス方法や見どころ、周辺で一緒に観光できるスポットも含めてご紹介します。
【グランドバザールってどこ?基本情報と行き方】
グランドバザール(トルコ語でKapalıçarşı)は、旧市街(ヨーロッパ側)の中心にある世界最大級の屋内市場。なんと5,000店以上もの店舗があり、一日で全てを回るのは不可能と言われるほど巨大です!
所在地:Beyazıt, Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul
最寄り駅:トラム(T1線)Beyazıt 駅か Çemberlitaş 駅。どちらからも徒歩5分ほどです。
営業時間:月〜土曜の9時〜19時(日曜休み)。※ラマダンや祝日は短縮・閉鎖あり
私たちはスルタンアフメット地区に宿泊していたので、トラムで2駅。観光用のイスタンブールカードを使えば簡単に移動できます。トラム降りてからは看板もあるので迷わず到着できました。
【まるで迷宮!グランドバザールの見どころ】

① とにかくカラフルな雑貨天国
娘が大喜びしたのがキラキラのランプ屋さん。モザイクランプがずらっと並んでいて、写真映え間違いなし。
② トルコ絨毯&布製品の高級感
「触ってみる?」と優しく声をかけられて入った絨毯屋さんでは、見た目以上の高級品も多く、大判のシルク絨毯などは数万円〜数十万円クラス。ただ見せてもらうだけでも美術館に来た気分に。無理に買わなくても問題ありません。
③ 迷路のような通路とスーク体験
市場内は似たような通路が続くので、方向音痴の方は要注意(笑)。普段はルートを決めて歩く私も、ここでは地図アプリがうまく使えずあえて迷いながら散策。香辛料の専門店ではクミンやサフラン、アップルティーなどを試飲・試食もさせてもらったりできます。
④ お茶のサービス+値引き交渉文化
買い物中にチャイ(トルコ茶)を出してくれるお店も多いです。また、トルコ式の「交渉ありき」で値段が動くのはエンターテイメント感覚でした。
【周辺で一緒に回りたいおすすめスポット】
グランドバザールだけで半日潰せますが、周辺には徒歩圏内で楽しめる観光スポットがたくさんあります。
▶ ブルーモスク(スルタンアフメット・モスク)
トラムで2駅、歩いても10分ほど。青いタイルが美しいモスクで入場無料。女性はスカーフ持参が安心。
▶ アヤソフィア
ブルーモスクのすぐ近く。圧倒的なドーム天井とビザンチン建築の象徴。現在はモスクとして無料開放されています。
▶ エジプシャンバザール(スパイスバザール)
歩いて15〜20分ほど。こちらは主に香辛料や食料品が中心で、よりローカル色が強い市場。グランドバザールの後に立ち寄ると比較しやすくて面白いです。
▶ トプカプ宮殿
オスマン帝国の宮殿で、豪華な宝物やハーレムを見学できます。グランドバザールからタクシーなら10分程度。
【まとめ:子連れでも楽しめる非日常空間】
グランドバザールは「子連れでも楽しめるか?」という不安もあるかと思いますが、意外と観光できると感じました。通路も屋根付きなので暑い日でも涼しく、雨でも安心。買い物好きには天国、そうでない人にも「異文化体験」として強くおすすめできます。
今後イスタンブールを訪れる方の参考になれば嬉しいです。家族旅行の思い出にも残る場所なので、これからイスタンブールに行く方はぜひグランドバザールにも立ち寄ってみてください!
