【種子島旅行記】絶景の「千座の岩屋」

こんにちは。今回は、娘と2人で訪れた種子島についてご紹介します。特に心に残ったのが、「千座の岩屋(ちくらのいわや)」という自然が生み出した幻想的な洞窟スポットです。
この記事では、「千座の岩屋」へのアクセス方法や魅力、近くのおすすめカフェ「浜田海水浴場 海の家BEACH」についても詳しくご紹介します。これから種子島への旅行を計画されている方に、ぜひ読んでいただきたいです!

「千座の岩屋」ってどこにあるの?
「千座の岩屋」は、鹿児島県・種子島の南部、南種子町の浜田海岸沿いに位置しています。溶岩でできた洞窟が海岸線にぽっかりと空いており、干潮時(干潮時を挟んで前後およそ2時間程度)にだけ中に入ることができるという、ちょっとした“秘密の場所”のような存在です。
アクセス方法:
鹿児島市から種子島へは、以下の2つの手段でアクセスできます。
- 飛行機:鹿児島空港 → 種子島空港(約40分)
- フェリー:鹿児島港 → 西之表港(約3時間半)
種子島空港または西之表港に到着した後は、レンタカーで南へ約1時間弱のドライブ。南種子町の浜田地区を目指せば、「千座の岩屋」の看板が見えてきます。駐車場も整備されているので、車でのアクセスが一番便利です。
「千座の岩屋」の魅力とは?幻想的な景色と自然の造形美
名前の「千座」は、「千人が座れるほど広い」という意味を持つそうですが、実際に洞窟の中に入ってみると、広々とした空間が奥へと続いていて、まさに“自然の劇場”のような迫力があります。
この洞窟は、**長い年月をかけて波が火山岩を削ることで作られた海蝕洞(かいしょくどう)**です。種子島は火山活動によって形成された島なので、このような地形が多く見られるのも特徴のひとつです。


洞窟の中から見える“額縁のような海”
干潮の時間帯に洞窟に入ると、洞窟の奥から海を額縁のように切り取って見ることができます。洞窟の暗がりの中から、青く輝く海と空が光に包まれて見える瞬間は本当に感動的。まるで自然の美術館にいるような気分になります。

海岸の絶景に感動
千座の岩屋は洞窟だけではなく、海岸もおすすめです。私たちが訪れた日は天候にも恵まれていて、洞窟前の海岸に出ると、少し黒みがかった砂のところに透明な海水が押し寄せる景色は本当に綺麗で感動的でした。
娘と一緒に「すごいね…」と声をそろえて見入ってしまうほどの美しさ。なかなか実際の綺麗さをカメラに収めるのは難しいですが、一見の価値はあると感じられる場所でした。


近くのオシャレカフェ「浜田海水浴場 海の家BEACH」
「千座の岩屋」を訪れたら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、海岸沿いにある**「浜田海水浴場 海の家BEACH」**というカフェ。ここは、ただの海の家ではなく、南国のビーチリゾートを思わせるようなオシャレな空間が広がっています。

店内からの眺めも最高
カフェの店内からは、「千座の岩屋」へと続く海岸を一望でき、綺麗な景色を見ながらゆったりとした時間を過ごせます。テラス席もあり、開放的な雰囲気は親子でもカップルでも楽しめる空間です。
メニューも充実
私たちは軽食とドリンクをいただきました。コーヒーもコーヒー豆にもこだわっているようで、南国の気候にぴったりのすっきりとした味わいでした。
他にもスムージーやアイスクリームなどのスイーツもあり、お子さん連れにもぴったり。「ちょっと休憩したいな」と思ったときに立ち寄るには最高の場所です。


まとめ:親子で心に残る自然体験を
今回の種子島旅で「千座の岩屋」を訪れたことは、娘にとっても私にとっても忘れられない思い出になりました。洞窟の静けさ、美しい海岸、自然が生んだ神秘的な景色。そして、そのすぐ近くにある心地よいカフェ。すべてが一体となって、「また来たい」と心から思える場所です。
種子島というと宇宙センターやサーフィンのイメージが強いかもしれませんが、こんなにも静かで美しい自然が残っている場所があることを、もっと多くの人に知ってほしいと感じました。
これから鹿児島・種子島への旅行を計画している方は、ぜひ「千座の岩屋」を旅のコースに入れてみてください。干潮の時間をチェックして、最高のタイミングで訪れることをおすすめします。



