【フィリピン旅行記】エルニドのバニラビーチで絶景ジップライン体験

こんにちは。今回は家族3人で訪れたフィリピン・エルニド旅行の中でも、特に印象に残った「バニラビーチのジップライン体験」についてご紹介したいと思います。これからフィリピン旅行を計画している方、特にエルニドを候補に考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

エルニドの基本情報:自然と歴史が息づく島
フィリピン・パラワン州の北部に位置する「エルニド(El Nido)」は、美しいラグーンや透明度の高い海、切り立った石灰岩の岩山が魅力の観光地です。観光雑誌やSNSなどでも「天国のような海」と称されることが多く、世界中から多くの旅行者が訪れています。
エルニドは本土の小さな町を中心に、45以上の島々からなる諸島エリアを含みます。人口は約5万人程度(2020年時点)で、町はコンパクトながら観光インフラも整備が進みつつあります。
かつては漁村としてひっそりと佇んでいましたが、1990年代以降リゾート開発が進み、現在ではフィリピン屈指のリゾート地へと成長しました。ちなみに、「エルニド」とはスペイン語で「巣」という意味で、かつてツバメの巣(燕窩)の採取地として有名だったことが名前の由来です。
アクセスは少し大変で、マニラやセブなどの大都市から飛行機でエルニド空港へ移動するか、プエルト・プリンセサ空港から車とバンで約6時間かけて行くルートが一般的です。
バニラビーチとは?アクセスと基本情報
そんなエルニドの中心地から車かトライシクル(トゥクトゥク)でわずか15分ほどの距離にあるのが「バニラビーチ(Vanilla Beach)」です。バニラビーチはエルニドの開発が進む中で整備された新しい観光拠点です。
白砂のビーチが広がり、遠浅の美しい海が特徴で、家族連れにも安心して楽しめるスポットです。私たちはトライシクルを利用してエルニド中心部からアクセスしましたが、非常に手軽で、片道100ペソ程度で移動できます。
また、ビーチ自体は入場無料で、日中は日陰が少ないため帽子や日焼け止めは必須です。夕方には美しいサンセットが望め、リラックスするには最高の場所でした。
一生の思い出!海の上を飛ぶジップライン体験
さて、今回の旅のハイライトとも言えるのが、バニラビーチから対岸の島へと続くジップラインです!
スタート地点はビーチの端の崖の上
ジップラインは、バニラビーチの南端にある崖の上から出発します。受付はビーチから少し階段を登ったところにあり、料金を支払った後、安全装備を装着してもらいます。大人も子供も参加可能で、私たちの9歳の娘も大喜びで挑戦しました。
体重制限や身長制限もありますが、私の小学3年生の娘は一人で体験できました。インストラクターの方もフレンドリーで、乗る前にしっかり説明してくれたので不安はありませんでした。


空中から眺める絶景に息をのむ
ジップラインは全長約750メートル。スタート地点から向かいの小島へと一直線に張られたワイヤーを滑り降ります。なんといっても、このジップラインの魅力は「エルニドの透き通った海の上を飛ぶ」という非日常的な体験!
空中から見下ろすコバルトブルーの海、点在するサンゴ礁、周囲の切り立った岩山のシルエットはまさに絶景で、まるで鳥になったような気分でした。滑走中は風を切る爽快感があり、ほんの1~2分の体験なのに、一生の思い出になるほどインパクトがありました。
娘も「また乗りたい!」と興奮気味で、親としても子どもの成長を感じられる良い機会でした。

ジップラインの料金と注意点
料金は一人あたり700ペソ(約1,800円)ほどで、時間帯によっては多少混み合うようです。朝早めの時間や夕方前が比較的空いていておすすめです。ハーネスなどの装備はすべてレンタル込みで、安全対策も行き届いていました。
持っていくと便利なもの:
- 動きやすい服装(スカートはNG)
- スニーカーやサンダル
- サングラス(落とさないように注意)
- GoProやスマホ用ホルダー(要確認)
最後に:家族で楽しめるアクティブ&絶景体験を!
バニラビーチのジップラインは、家族でエルニドを訪れるならぜひ体験してほしいアクティビティのひとつです。美しい海を飛び越える感動は、写真や動画では伝えきれないほど。大人も子どもも一緒に楽しめて、心に残る体験になります。
自然の中でのびのびと過ごしたエルニド旅行は、日常の喧騒を忘れさせてくれる特別な時間でした。これからフィリピン旅行を計画している方は、ぜひバニラビーチとジップラインを旅のプランに入れてみてください!
