【フィリピン旅行記】エルニドのアイランドホッピングA|人生の思い出になる絶景ツアー

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こんにちは!今回は、家族3人で訪れたフィリピン・エルニドでの旅のハイライト「アイランドホッピングA」について詳しくご紹介します。これからフィリピン旅行を計画している方にとって、エルニドは絶対に外せない観光地。そのなかでも、アイランドホッピングはエルニドの魅力を最大限に感じられるアクティビティです。


エルニドの基本情報|自然が息づく秘境の楽園

エルニド(El Nido)は、フィリピン・パラワン島の北端にある小さな町です。パラワン州に属しており、自然の美しさから「最後の秘境」とも称されています。

  • 人口:約5万人。こぢんまりとした観光地で、ローカルな雰囲気も魅力。
  • 面積:およそ465平方キロメートル。町の中心部は小さいものの、周囲には大小45以上の島々が広がります。
  • 歴史の概略:古代は漁業を中心とする静かな村でしたが、その自然の美しさが徐々に注目され、1990年代以降は観光地として発展。現在では世界中の旅行者が訪れる人気スポットとなっています。

エルニドは石灰岩の断崖絶壁、エメラルドグリーンの海、サンゴ礁、白砂のビーチなど、手つかずの自然が残る特別な場所。リゾートホテルもありますが、大自然を体感するなら、やはり海へ出る「アイランドホッピング」が一番です!


アイランドホッピングの基本情報|種類・料金・申込方法

アイランドホッピングとは、ボートに乗ってエルニド周辺の島々やラグーンを巡るツアーのこと。どのコースも絶景の連続で、まるで映画の中に入り込んだかのような感覚になります。

主なツアーは4種類

エルニドでは、以下の4つの基本コースがあります(※ツアー会社によって多少の違いがありますが、おおむね以下のような内容でした):

✅ ツアーA:ラグーンとビーチの定番人気コース(初心者や家族連れにもおすすめ)

主な訪問先:

  1. Big Lagoon(ビッグラグーン)
     エルニドで最も有名なラグーン。透明度が高く、カヤック体験が人気。
  2. Small Lagoon(スモールラグーン)
     洞窟のような岩の間を抜けた先にある静かな入り江。
  3. Secret Lagoon(シークレットラグーン)
     岩の隙間から入る隠れラグーン。干潮時に訪れることが多い。
  4. Shimizu Island(シミズ島)
     シュノーケリングとランチスポットに使われることが多い。
  5. Seven Commandos Beach(セブンコマンドビーチ)
     白砂のビーチ。ココナッツジュースが名物でリラックスタイムに最適。

✅ ツアーB:洞窟とユニークな地形を巡る冒険コース(探検気分を味わいたい人におすすめ)

主な訪問先:

  1. Snake Island(スネークアイランド)
     潮が引くと砂洲が現れ、S字型の砂の道が海を横切る絶景スポット。
  2. Cudugnon Cave(クドゥグノン洞窟)
     歴史的な洞窟で、先住民族が住んでいたといわれる。
  3. Cathedral Cave(カテドラル洞窟)
     高さのある天井が特徴。ボートで中に入れることも。
  4. Pinagbuyutan Island(ピナグブユタン島)
     フォトジェニックな島で、ドラマのロケ地にもなったことがある。
  5. Entalula Island(エンタルラ島)
     白い砂浜と岩山が美しい、プライベート感のある島。

✅ ツアーC:遠方の秘境ビーチを巡るスリリングなコース(絶景好き・アドベンチャー派向け)

主な訪問先:

  1. Helicopter Island(ヘリコプター島)
     島の形がヘリコプターに似ている。スノーケリングも可能。
  2. Matinloc Shrine(マティンロック聖堂)
     かつて建てられた修道院跡地。展望スポットあり。
  3. Secret Beach(シークレットビーチ)
     岩の隙間を泳いで入る“隠されたビーチ”。幻想的な雰囲気。
  4. Hidden Beach(ヒドゥンビーチ)
     波を超えてたどり着く、名前通りの隠れビーチ。
  5. Talisay Beach(タリサイビーチ)またはStar Beach(スター・ビーチ)
     ランチやシュノーケリングに利用される美しいビーチ。

✅ ツアーD:静かなビーチとマングローブの癒しコース(のんびり過ごしたい人向け)

主な訪問先:

  1. Cadlao Lagoon(カドラオ・ラグーン)
     人が少なく、静かで透明度の高いラグーン。
  2. Pasandigan Beach(パサンディガン・ビーチ)
     シュノーケリングや休憩に最適な穴場ビーチ。
  3. Bukal Island(ブカル島)
     マングローブとビーチが共存する静かな場所。
  4. Paradise Beach(パラダイス・ビーチ)
     その名の通り「楽園」のような雰囲気。
  5. Natnat Beach(ナトナト・ビーチ)
     他のツアー客が少なく、プライベート感のある砂浜。

私たちは2日間に分けて「ツアーA」と「ツアーC」に参加しましたが、どちらも本当に素晴らしかったです。今回は特に、初心者にもおすすめのツアーAの体験について詳しくご紹介します。

ツアーの申し込み方法

私たちは現地のツアーを扱うお店で直接申し込みをしました。エルニドの町中にはツアーを扱うお店がたくさんあり、前日または当日の朝でも予約が可能です。宿泊先のホテルやゲストハウスでも申し込めることが多いです。

料金と所要時間の目安

  • 料金:1人 約1,200~1,500ペソ(約3,000〜4,000円)。ランチ込み。
  • 所要時間:朝8時半〜9時出発、午後3時〜4時頃に帰港(約6〜7時間)。
  • 含まれるもの:ライフジャケット、スノーケル、昼食(ビュッフェ形式のBBQ)、ガイド付き。
  • 別途必要な費用:環境税(Eco-Tourism Development Fee)約200ペソ/人(有効期限10日)

持ち物のアドバイス

  • 水着、ラッシュガード
  • タオル
  • 日焼け止め(強力なものがおすすめ!)
  • 防水バッグ(スマホや財布用)
  • 飲み水と軽食(念のため)
  • サンダルまたはマリンシューズ

私たちの体験談:アイランドホッピングAコースの魅力とは?

1.セブンコマンドビーチ(7 Commando Beach):最初はリラックス

最初に立ち寄ったのは、パラソルとココナッツが似合う「セブンコマンドビーチ」。ここでは自由時間があり、のんびり泳いだりビーチで寝転んだりとリラックスムード。ココナッツジュース(約100ペソ)を片手に南国気分を満喫しました。

2.ビッグラグーン(Big Lagoon):自然が創った水の回廊

エルニドといえばこの場所。石灰岩に囲まれた美しいラグーンをカヤックでゆったりと進みます。水は驚くほど透明で、海底の珊瑚や魚がくっきり見えるほど。カヤックの上から海をのぞき込む娘の目がキラキラしていたのが印象的でした。

カヤックは別料金(2人乗りで300ペソ程度)ですが、ぜひ体験してほしいアクティビティです。

3.シミズ島(Shimizu Island)でのランチ&シュノーケリング

美しい白砂のビーチで停泊し、ランチタイム。ガイドさんたちが用意してくれたのは、グリルした魚やチキン、フルーツ盛り合わせなど南国感たっぷりのバーベキュー。海を見ながら食べるごはんは最高でした!

食後はそのまま海に入ってシュノーケリング。色とりどりの魚や珊瑚礁が広がり、子どもも大喜び。泳げない人でもライフジャケットもあるので安心です。

4.シークレットラグーン(Secret Lagoon)

私たちが訪れた日はシークレットラグーンに案内されました。岩の隙間をくぐって入る小さなラグーンは、外からは想像もできない静けさ。まるで別世界に迷い込んだような神秘的な体験でした。


人生の1ページに刻まれる、エルニドの絶景

ツアーAは、エルニドの美しさをバランスよく体験できる“入門編”ともいえる内容。ラグーン、ビーチ、ランチ、シュノーケリングと、家族全員が楽しめるプログラムで、小さな子どもがいても安心です。

エルニドの海は写真では伝えきれないほどの美しさで、訪れた人すべての心に残るはず。私たちにとっても、ただの観光地ではなく、「また来たい」と思わせる特別な場所になりました。


まとめ

  • エルニドは自然が魅力のフィリピン屈指のリゾート。アクセスは少し大変でも、その価値は十分。
  • アイランドホッピングAは、初めての方にも家族連れにもぴったり。定番スポットをしっかり網羅。
  • 現地で簡単に予約でき、料金もリーズナブル。スタッフもフレンドリーで安心。
  • 人生の思い出になる絶景体験が待っています!

次回は、さらにワイルドな「アイランドホッピングC」の体験をお届けします。お楽しみに!

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ぐっち
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駆け出しブロガー
私は1985年生まれの大阪出身で、現在は海外赴任で中国(蘇州)に家族(妻/子供/猫)で住んでいます。
私の趣味は、旅行やランニング、グルメ等なのでこのブログではそのような情報などを皆様にお届けできればと考えています。
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