【体験記】石垣島トライアスロンに初挑戦

こんにちは。今回は、2025年4月13日に開催された**「石垣島トライアスロン」**に出場したことについて書いていきます。
私は2024年に「トライアスロンに挑戦してみよう」と決め、1年弱の期間をかけて準備をしてきました。ランニングは以前から趣味で続けていましたが、スイムとロードバイクは完全にゼロからのスタートでした。初めての挑戦で不安もありましたが、実際に石垣島で大会に出場し、完走した今では「本当に挑戦して良かった」と心から感じています。
この記事では、これから石垣島トライアスロンへの参加を検討している方に向けて、大会の概要、コース情報、準備のポイント、そして参加して感じたことをお伝えします。ぜひ、次回の出場を目指す方の参考になれば嬉しいです!

「石垣島トライアスロン」とは?基本情報まとめ
「石垣島トライアスロン」は、沖縄県・石垣島で毎年春に開催される人気のトライアスロン大会です。2025年の大会は**4月13日(日)**に開催され、全国から多くの選手が参加しました。
競技内容は**オリンピックディスタンス(スタンダード)**で、
- スイム:1.5km(海)
- バイク:40km
- ラン:10km
という構成。全体でおよそ1,000名以上の選手が参加し、その中でも**初参加者の割合が約30〜40%**と高め。実際、私も初参加組でしたが、同じようなトライアスロン初挑戦の方が多いというのは、安心感がありました。

コース紹介|石垣島の大自然を満喫できる贅沢なルート
スイム:海での1.5km
スイムは、南ぬ浜町人工ビーチをスタートして湾内を泳ぎます。石垣島の海はとにかく透明度が高く、魚が泳いでいるのも見えると言われています。私が参加した日が残念ながら朝から雨も降っていて海の綺麗さが落ちていましたが、とはいえ、石垣島の海のレベルは高いです。しかし、海を実際に泳ぐと想像以上にハードです。スイム中は選手同士が密集しているため、腕や足がぶつかる場面も多く、プールでの練習とはまったく違う感覚でした。
バイク:アップダウンに要注意の40km
バイクは石垣島の街中から郊外に向かって走るルートで、適度なアップダウンがあるコース。個人的にはこのバイクパートが一番の難所でした。私は高低差を意識した練習をしていなかったため、予想以上に足を使ってしまい、後のランパートで足が上がらなくなるほど疲弊してしまいました。
ラン:応援と自然が力をくれる10km
ランは港周辺を中心としたコースで、比較的フラット。沿道には地元の方や観光客、家族連れの応援が多く、「がんばれー!」の声に何度も背中を押されました。私自身も、家族が沿道で応援してくれていて、その姿を見た瞬間、足の疲れも忘れて笑顔で走れました。



初挑戦に向けた準備|特に意識した2つのポイント
私自身、ランニングは昔から継続していたので、トライアスロンへのチャレンジに際してはスイムとバイクの強化を意識して準備を進めました。
スイムの練習
最初は50mも泳ぐと息が切れてしまうほどの状態でした。フォームや力のかけ方についてYouTubeをなどで一から学び、慣れて自信がつくまでは週に1回を目標にプールで泳ぐ練習をしました。ただ、やはりプールと海は別物。海の流れや視界の悪さ、選手同士の接触は練習ではなかなか再現できません。本番では焦りもありましたが、練習で意識してやっていたことを平常心で思い出し、「完泳する」ことを目標に落ち着いて泳ぎきりました。
バイクの練習
ロードバイクは完全に初心者でした。トライアスロンへの参加を決めてからロードバイクを購入し、月に1回はなるべく長距離を走るように意識しました。ロードバイクの乗り方やギアのチェンジの仕方など本当に何も分からない状況だったので最初は苦労しましたが、慣れてくると風を切る爽快感は格別でした。これから練習をする方に参考になればと思うのが、本番を意識したトレーニングとして、登坂のトレーニングを意識してやっておくのがいいと思います。
石垣島トライアスロンの魅力とは?
石垣島トライアスロンの最大の魅力は、何といっても**「初めての人にも優しい大会」**だという点です。
- 初参加者が多く、安心感がある
- 美しい自然に囲まれたコース
- 大会前後で観光も楽しめる
大会の雰囲気もとてもアットホームで、運営スタッフやボランティアの方々もフレンドリー。南国特有のゆるやかで明るい空気感が、緊張をほぐしてくれました。
また、大会の前後で石垣島観光も満喫できたのも大きな魅力。川平湾や竹富島、地元のグルメなど、旅とスポーツを両立できる最高の舞台でした。

実際に参加して大変だったこと
これから石垣島トライアスロンへの参加を考えている方に伝えたいと思うのは、以下の2点です。
- スイムでの接触:スタート直後は人が密集し、周囲の選手と腕や足が頻繁にぶつかります。焦らず、自分のペースを保つことが大切です。
- バイクコースの高低差:初心者の私は平坦な道ばかりで練習していたため、登り坂で脚を消耗。ラン開始時には足が棒のようになっていて、本当に苦しかったです。
参加して本当に良かったこと
大変なこともありましたが、それを大きく上回るのが「挑戦してよかった!」という達成感です。
- 39歳になって”初挑戦”できたこと
- 完走した瞬間の感動
- 家族や友人と過ごせた特別な時間
年齢を重ねると「初めての挑戦」が少なくなりがちですが、トライアスロンは人生に新しい風を吹き込んでくれました。そして、応援に駆けつけてくれた家族や友人と一緒に過ごした時間は、一生忘れられない思い出です。

最後に|石垣島トライアスロンを迷っているあなたへ
もし「トライアスロンに挑戦してみたいけれど、少し不安…」という気持ちがあるなら、石垣島トライアスロンは本当におすすめです。
- 初心者にもやさしい
- 美しい自然に囲まれて走れる
- 完走すれば大きな自信に変わる
私も、石垣島での初挑戦があったからこそ、今「次はどの大会に出てみようか?」と新たな一歩を踏み出せています。迷っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと、自分でも驚くような感動が待っているはずです。








