【石垣島旅行記】「黒島研究所」に行ってみました

こんにちは!今回は沖縄・石垣島を訪れた際に足を伸ばした、黒島にある「黒島研究所」についてご紹介します。石垣島といえば美しいビーチや川平湾が有名ですが、少し足を延ばして離島へ行くのも旅の楽しみのひとつです。
その中でも、石垣島から高速船で約30分の距離にある「黒島」は、平坦な地形とのどかな風景が魅力の小さな島。そんな黒島の一角にある「黒島研究所」は、外観こそ素朴ですが、中に入るとその情報量と生き物たちの魅力にびっくり!この記事では、これから沖縄旅行を考えている方に向けて、黒島研究所の基本情報や見どころ、おすすめポイントを詳しくご紹介します。

「黒島研究所」の基本情報
黒島研究所は、1973年に設立された海洋生物や島の自然環境を調査・保全するための研究施設です。場所は黒島港から徒歩10〜15分ほど。港にはレンタサイクルのお店もあり、黒島観光とあわせて立ち寄るにはちょうどよい距離です。
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島136番地
- 営業時間:午前10:00〜午後5:00
- 定休日:年中無休(ただし臨時休館日あり)
- 入館料:大人500円、小中学生300円、小学生未満無料
黒島研究所は小さな施設ながら、実は多くの海洋生物や研究資料が展示されていて、ちょっとした博物館のような雰囲気です。
「黒島研究所」でできること
黒島研究所では、ただ展示を眺めるだけでなく、実際に生き物を観察したり、餌やり体験を楽しんだりと、アクティブに楽しめる要素がたくさんあります。
● 海の生き物とのふれあい体験
館内には、ウミガメの水槽やサンゴ礁の魚たち、ナマコ、ヒトデ、さらにはサメの一種「オオセ」まで展示されていて、思わず「ここまでいるの!?」と驚くほど。黒島近海で見られる海洋生物の多様性が実感できます。
特に印象的だったのが、「ゴンズイ」の水槽です。小さなナマズのような魚ですが、集団で泳ぐ姿は迫力があり、餌をまくと水面が波立つほどの勢いで集まってきます。見ていて飽きません。
● 餌やり体験(特にゴンズイがおすすめ!)
いくつかの水槽では、餌を購入して魚たちに餌やり体験ができます。とくにゴンズイの餌やりは、子どもから大人まで楽しめる迫力満点の人気アクティビティ!エサを落とした瞬間、ゴンズイの群れが一気に集まってくる様子は、見ていてドキドキします。
また、ウミガメにも餌を与えることができ、間近で見るその大きな目や甲羅の模様はとても魅力的でした。


● 展示資料・標本も豊富
館内には、黒島の自然や歴史、海洋生物に関するパネル展示や、貴重な標本も多数展示されています。ウミガメの骨格標本や、漂着したクジラの骨など、子どもだけでなく大人も知的好奇心をくすぐられる展示内容です。
さらに、黒島はウミガメの産卵地としても知られており、産卵調査や保護活動に関する紹介もされています。研究所のスタッフの方々はとても親切で、質問をすれば丁寧に説明してくれるのも嬉しいポイントです。
おすすめポイント:旅の途中で寄る価値アリ!
正直、最初は「離島にある小さな施設だから、ちょっと立ち寄る程度かな?」と思っていたのですが、実際に訪れてみて、いい意味で期待を裏切られました。小規模ながら生き物の種類が豊富で、展示の質も高く、しかも体験型で楽しめるという三拍子が揃っています。
特に、黒島を自転車で一周するようなプランを立てている方には、ぜひ途中で立ち寄ってもらいたいスポットです。黒島の平坦な道はサイクリングにぴったりで、島の風景を楽しみながらのんびり巡るには最適。その途中にある黒島研究所は、休憩がてらにもぴったりの立ち寄りスポットです。
また、ゴンズイの餌やりは本当におすすめです。ちょっとした水族館ではなかなか見られない種類の魚ですし、その動きや反応の速さは子どもたちも大興奮間違いなし!

まとめ:石垣島旅行の新しい楽しみ方を発見
石垣島だけでなく、時間に余裕があるなら、ぜひ黒島への日帰り旅も検討してみてください。静かで自然豊かな黒島を自転車でめぐり、途中で黒島研究所に立ち寄れば、のんびりしつつも知的好奇心を満たせる素敵な時間が待っています。
「小さな離島の研究所」と聞くと、地味な印象を持つかもしれませんが、実際には見応えたっぷりで、旅の良い思い出になるはずです。次の沖縄旅行では、ぜひ黒島研究所をプランに加えてみてください!

