【沖縄旅行記】やちむんの里近くの「陶眞窯」で陶芸体験

沖縄本島を旅行中、やちむんの里近くにある窯元「陶眞窯(とうじんがま)」で陶芸体験をしてきました。旅の中でも特に思い出に残ったこの体験。この記事では、陶眞窯での陶芸体験の魅力や体験メニュー、施設の様子、周辺のおすすめスポット「やちむんの里」についてご紹介します。沖縄旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

陶眞窯(とうじんがま)とは?
沖縄といえば美しい海やグルメが思い浮かびますが、「焼き物」も実はとても魅力的。中でも「やちむん(焼き物)」は、素朴で温かみのあるデザインが特徴で、お土産や普段使いの器として人気があります。
そんなやちむん文化を体験できるのが、読谷村にある「陶眞窯(とうじんがま)」です。やちむんの里から車で5分ほどの場所にあるこの窯元は、沖縄でも有名な陶芸家・相馬正和さんが創設した場所で、プロの陶工たちが日々作品づくりに励んでいます。
基本情報
- 名称:陶眞窯(とうじんがま)
- 所在地:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2898-4
- 電話番号:098-958-2029
- 営業時間:9:00~17:30(体験は予約優先)
- 定休日:日曜日(事前に電話やホームページで確認を)
アクセスは、那覇空港から車で約1時間。那覇市内や恩納村方面からもアクセスしやすい立地です。駐車場も完備されているので、レンタカーでの訪問がおすすめです。
陶眞窯の体験メニュー
陶眞窯では、初めての方でも楽しめる4種類の陶芸体験メニューが用意されています。
① うつわ・コップ作り陶芸体験(私たちが体験したもの)
粘土を手でこねて、自由な形のうつわやコップを作る体験です。成形のコツをスタッフの方が丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心。子どもから大人まで幅広く楽しめるメニューで、私たちもこちらを体験しました。
1時間ほどの体験で、完成した作品は約1~2ヶ月後に自宅へ発送してくれます(送料別途)。自分の手で作った器が届くのを待つのもまた楽しみのひとつです。


② シーサー作り体験
沖縄の守り神「シーサー」を粘土で作る体験。ユニークな表情のシーサーができあがり、旅の思い出として飾るのにもぴったり。特にファミリーやグループに人気があるようです。
③ 電動ろくろ陶芸体験
より本格的に陶芸にチャレンジしたい方には、電動ろくろを使った体験も。スピード感や粘土の感触がダイレクトに伝わるので、集中して没頭できます。スタッフがしっかりサポートしてくれるので、初心者でも大丈夫。
④ 絵付け陶芸体験
あらかじめ用意された素焼きの器に、自分好みの絵柄や模様を描く体験。絵を描くのが好きな方や、小さなお子さんにもおすすめです。色鮮やかで個性的な作品が完成します。
体験後の見学も見逃せない!
体験メニューが終わった後は、陶眞窯の内部を見学させていただきました。ここでは、実際に職人さんがロクロを回したり、釉薬をかけたりしている様子を間近で見ることができます。
普段はなかなか見ることのできない焼き物が完成するまでの過程を目の当たりにして、私たちも一層やちむんに興味が湧きました。スタッフの方が気さくに解説してくれるのも、陶眞窯ならではの魅力です。
陶眞窯併設のショップでお買い物も楽しめる
施設内には、陶眞窯で作られたやちむんを購入できるショップも併設されています。色鮮やかな器や、手にしっくり馴染むマグカップなど、どれも個性があって魅力的。
私たちも、旅の記念に器をひとつ購入しました。自宅で使うたびに、沖縄での楽しい体験がよみがえってきます。
すぐ近くの「やちむんの里」も必見!
陶眞窯のすぐ近くには、「やちむんの里」という焼き物の工房やギャラリーが集まるエリアがあります。こちらも車で5分ほどとアクセス良好です。
やちむんの里には、個性豊かな陶芸家たちの工房が点在しており、焼き物を直接見て、購入することができます。もちろん、購入目的がなくても、色とりどりの器たちを眺めて歩くだけでも楽しいエリア。散策だけでも十分に楽しめます。
窯元によって作風も異なり、「これ、家に欲しいな」と思う器にもきっと出会えるはずです。気に入った器との出会いも、旅の醍醐味のひとつだと思います。

まとめ:沖縄旅行に「やちむん体験」をプラスしよう!
海やグルメだけで終わらない、ちょっと特別な沖縄の思い出を作りたい方には、陶眞窯での陶芸体験が本当におすすめです。
体験を通じて、沖縄の伝統文化であるやちむんに触れることができ、自分だけの器を作るという贅沢な時間も過ごせます。また、やちむんの里もすぐ近くにあるので、あわせて訪れることで沖縄の焼き物文化をより深く楽しむことができます。
次回の沖縄旅行では、ぜひ「やちむん体験」をプランに加えてみてください。きっと心に残る素敵な旅になるはずです。




