【ドバイ旅行記】スークで現地衣装アバヤを体験

家族でドバイに旅行に行ってきました。その中でも特に印象に残っているのが、伝統的な市場「スーク」での買い物体験。旅行者にも人気のレストラン「Al Khayma Heritage Restaurant」の近くにあるスークを訪れた際、現地の衣装「アバヤ」を見させてもらい、まさにアラブの文化を肌で感じる貴重な時間となりました。
この記事では、これからドバイ旅行を計画している方に向けて、「アバヤ」についての紹介と、スークの楽しみ方・注意点をお届けします。特にスークでの買い物に挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
アバヤとは?ドバイの伝統衣装に触れる
アバヤ(Abaya)とは、アラブ諸国の女性が着る黒いローブのような衣装のこと。体全体を覆うスタイルで、宗教的・文化的な意味を持ちながらも、最近ではおしゃれなデザインも多く、観光客にも人気があります。
ドバイのスークでは、刺繍が美しいアバヤや、ストーンが散りばめられた華やかなもの、軽やかな素材でできた夏向けのデザインなど、種類も価格も実にさまざま。お店の方に「どこから来たの?」と声をかけられ、試着を勧められたり、鏡の前でファッションショーのようなやり取りが始まるのもスークならではの光景です。
観光客でも気軽に購入でき、ちょっとした街歩きやホテルでのディナー、インスタ映えする写真撮影にもぴったり。記念としてだけでなく、思い出の一着になります。


スークの楽しみ方|雰囲気を味わいながらお買い物
スーク(Souk)とは、アラブの伝統的な市場のこと。香辛料、香水、金製品、絨毯、ランプ、そして衣装など、さまざまな商品が所狭しと並んでいます。
特に私たちが訪れた「Al Khayma Heritage Restaurant」近くのスークは、観光客向けでありながらもローカルな雰囲気も色濃く残っていて、まるでタイムスリップしたかのような気分に。
細い路地を歩いていると、色とりどりのスカーフやアバヤが風に揺れ、スパイスの香りが鼻をくすぐります。呼び込みの店主と軽く会話を楽しむのも、この市場の醍醐味。気になるものがあれば「これは何?」と聞いてみると、丁寧に教えてくれる店主も多く、文化交流の場としても魅力的です。
スークで気をつけたいポイント|断る勇気と交渉の心得
スークでは、値段交渉はごく当たり前。むしろ、交渉しないと損をすることもあります。言い値のまま買うと高額になる場合も多いので、「ちょっと高いな…」と思ったら、遠慮なく「もう少し安くなりますか?」と聞いてみましょう。
また、試着や香りのテイスティングなどを勧められる場面も多くあります。丁寧な対応をしてくれる反面、買うように強く勧めてくることも。そんなときは、笑顔で「No, thank you」としっかり断ることも大切です。日本人はつい曖昧な返答をしてしまいがちですが、ここでははっきり伝える方が相手にも伝わりやすく、トラブルも避けられます。
特に「無料」と言いながら、後でお金を請求されるケースも稀にあるため、「興味がないものは断る」「買う前に値段を確認する」ことは鉄則です。
現地の衣装を買うなら旅行のはじめがおすすめ
アバヤなどの現地衣装を購入するなら、旅行の終盤ではなく、なるべく旅行のはじめに買うのがおすすめです。その理由は単純で、買った衣装を旅先で楽しめるからです。
例えば、砂漠サファリやアフタヌーンティー、モスク見学など、アバヤがぴったりなシチュエーションはたくさんあります。現地で買ったお気に入りのアバヤを着て写真を撮れば、より一層旅の思い出が色濃く残ります。私たちは娘が気にいったアバヤを2日目に購入し、その後の旅行でも着たりして楽しみました。また、家に帰ってきてからも部屋着として着たりしています。
また、スークでの買い物体験そのものが「旅のアクティビティ」として面白いので、早めに訪れることでドバイの文化にもぐっと近づける気がします。
まとめ|スークで見つけたドバイの魅力
ドバイといえば近未来的な高層ビル群や豪華なショッピングモールのイメージが強いかもしれませんが、スークに足を運ぶことで、もう一つの「本当のドバイ」に出会える気がしました。
アバヤを通してアラブ文化に触れたり、交渉を通して現地の人々とのコミュニケーションを楽しんだり。スークには、旅の醍醐味がぎゅっと詰まっています。
ドバイ旅行を計画中の方は、ぜひ旅のはじめにスークを訪れ、自分だけのアバヤやお土産を探してみてください。そして、しっかりと「断る勇気」と「交渉の気持ち」を忘れずに!
